ひきこもりについて

2003年8月12日
この前、ちょっとおもしろい説を聞いた。

「引きこもり」は「引きこもり」という言葉がそもそも自体を深刻化させているのではないか、という話だ。

宮代真治がいっていたことだけど、現代はすでに「目標なく時代」であり、そのことを自覚して「ただ生きる」ことを現代では余儀なくされているという話がある。

この「引きこもり」という言葉は僕たちにやる気のなさ、自立にたいする自覚のなさを引き起こし、実際引きこもりからすでに精神病を患っている可能性のある人を追い込む可能性があるという話だ。

たしかに、その可能性は否定できない。僕は自分がいまだにすねかじりの身ではあるが、同族嫌悪からかこの手の無自覚な連中大嫌いなのだが、「引きこもり」という言葉自体がこの怒りに一役かっていた気がする。

まぁ、そんな感じで。

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