この前Playstation3で採用されるP2P用CPU「CELL」の話をしたが、Playstation3でCELLを利用したときに、とりあえず、最初に、

「メインサーバを持たないP2P型のオンラインRPGが可能なのではないか?」

こんなことを思いつく。

まぁ、これはおそらくCELLの説明を聞いたときに誰でも想像しただろうが、やはりだれでも思いつくぶん破壊力のあるアイデアである。

ユーザからみたらいままのRPGの一番の問題点は、いくらかの逃げ道が用意されてるとはいえ、基本的にクリアしたらそこで一区切りなわけだ。そこからさらに、早解きとか、アイテム集めとかの俗にいう極める要素が用意されてはいるが、そこから永久的に楽しみを見いだすことはできない。その部分を根本的に解決できる可能性はある。

しかし、やはり問題があって、ゲーム会社としては、一定の課金ができずに長期間にわたってゲームを楽しむシステムが構築されたら、売り上げにも響くだろうし、メリットは薄い。

最近は、一定のサーバ接続料はとらないが、スターターキットにかなり強力なアイテムや装備が用意されていて、実質お金を払ってスターターキットを買うとゲームをかなり楽しめる、ようなソフトもある。

でも、やっぱりRPGを永久にたのしむにはサーバ集中型のMMORPGがちょうどいいと思う。チートなどの犯罪行為、難易度調整、特殊イベントなどにも設定しやすい。

となると、次に思いつくのはファンシスタ・オンラインのようなロビー用のサーバが用意してあって、そこでP2Pを確立したあと、冒険というかSessionをたのしむシステムである。

これはCELLを使うとFOでは6人だった上限が50人とかのオーダーまであげることはできると思う。6人だと、パーティーみたいな感じだが、50人とかだとなんか違う要素がいろいろできそうである。

とりあえず、50人というのはすでにコミュニケーションは不可能な数である。50人で同時にゲームをするとき、そこには既存のレースゲームとかスポーツゲームにはないなにかしらの「おもしろさ」を考えることができると思う。

でも50人で一斉になにかするとき、どんなことするのが一番おもしろいんだろう?

、、、それは、また今度。

しゃべり場

2004年4月24日 オタク
えーと、このなかで昨日のしゃべり場見た人いますか?

一応、補足しておくとしゃべり場というのはNHKでやっている、若者達がその日に与えられたテーマに沿って討論を行うという番組なのですが、その番組に出演している若者がみんなきわ物でみていて痛くなってしまうという番組です。

いつも、そんなことで白熱するまえにもう少し言葉の定義を厳密に決めてから討論しろよ、と思うのですが、昨日の放送に至ってはこの痛さの臨界点を突破していました。

昨日のテーマは「オタクの何がいけないの?」でした。

このなかで、登場したオタクのやつは、
「ギャルゲー」のなにが悪いのか?
「エロゲー」のなにが悪いのか?
みんな「オタク」を馬鹿にしすぎだ!!
ということを力説していましたが、、、なにが一番おもしろかったかというと、ほかのオタク以外の人たちがそのオタクを明らかに上の目線からみていることです。しかもその上も半端な上ではありません。おそらくこの世の価値観における最上段から見下ろしている感じなのです。

これはもうほとんどサンドバッグ状態でした。

そらにそれはエスカレートして、そのオタクの彼が彼女と呼んでいた子が実は文通友達でまだ2回しか実際にあったことがない人だということが判明したときはもう目も当てられない惨劇でした。

ていうか、虐殺でした。

こいつ、やばいなー、こんなやつもいるんだなー、まぁ、このまま元気に勝手に生きてくれという結論(極めて妥当)に落ち着いた後で、なんとそのオタク(佐賀県出身、初めての上京)が初の秋葉原に行くというドキュメンタリーが始まりました。

シスタープリンセスのテレビカメラの前で喜々として買いあさる彼。異常なハイテンションのまま奇声をあげています。

やばいなー、こいつと思ったそのとき、彼はなんと例のコスプレ喫茶に行ったのです。とりあえずここは行ってみたかったとかほざいています。

、、、

_| ̄|○ 

「俺とKはやつと同類ですか?そんなことはないと思いますが、同類ですか?コスプレ喫茶に行ったことはそれほどの罪ですか?罪は消えませんか?僕はこの十字架を背負ったままいきていきますか?」

そのあとKと反省会(電話でね)が開かれたことは言うまでもありませんが、残念ながらその内容はここでは公表できません。
研究会の春プロ(春プロジェクトの意か?)で忙しくなってしまい、肝心の3について書けずじまいでしたが、やっと一段落したので、書きます。

まぁ、ただのフィクションですので、軽い気持ちで見てください。

それではお話させていただきます。

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あるいみ最も恐れていたメイド喫茶「Cure Maid Cafe」が実はKにとては和みスペースだったことに気をよくした二人は軽い気持ちで、コスプレ喫茶「カフェ・メイリッシュ」に向かいました。

「データ捨てちゃう?」「いや、俺はデータを越えるね」「過去の再現かー」「過去も凌駕しちゃうよー」
という未だにジャンプを読んでいる二人はテニプリトーク全開、絶好調です。<なにもいうな

さてさて、Cure Maid Cafeから歩いて5分くらいのところにカフェ・メイリッシュは在りました。

uwa-、、、空気が違います。げきやばです。コンクリート打ちっ放しの建築物にもかかわらずその空気はねっとりとまとわりつくような重さです。

「やばくね?」「やばいね、これ」

二人とも顔を見合わせました。しかも入り口には「映画デー」という看板が、、、意味がまったくわかりません。

「どうしよう」と俺が悩んでいたとき、さっきはあれほど躊躇していたKがいきなり入り口に歩き始め、ドアを開けたのでした。まじかよ、こいつ。と思いつつ入り口に向かうとそこに広がっていたのは、、、、魔空間でした。

魔空間とは、そこに存在するだけでその空気により深いダメージを受ける恐ろしい場所です。正確に記述すれば、そこに居たのは

なうしか、おーどりへっぷばーん、なーす、おすかる

でした。

えぇ、そりゃ、ひきますよ。いきなり、オスカルがメニュー聴きにきても鬱すぎて一言もはなせませんよ。まぁ、とりあえず、映画デーに関してだけ、コメントさせてもらえば各映画に関したカクテルがあり、それを注文すると、それに対応したコスをした人がそのカクテルをもってくるというものでした。ええ、そうでした。

まぁ、そんな気持ちでしたが俺がいくら出よう出ようと言ってもKはまぁ、もうちょっと居ようよ、カクテル飲もうよなどと言って回りを興味深そうに眺めています。

まぁ、たしかにもう一生お目にはかからないだろうなぁというメンツがはちきれんばかりに詰まってはいましたがね。

まぁ、そんなこんなで、結局結構長くその魔空間には居るはめになり、かなりのダメージを受けて、俺たちの冒険は終わったのでした。

このそんなこんなのうちに、すべてのパターンの映画カクテルが出現し、オードリヘップバーンコスプレのあまりにもあまりぶりに多大なダメージを受けたり、Kがすわっていた鉄道×アニメオタクを見て笑いをかみ殺していたり、まぁ、いろいろありましたが、そんなことはどうでもいいのです。

めでたし、めでたし。

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以上のことはすべてフィクションであり、架空の出来事です。ここに書いてあることを鵜呑みにして、彼らの人格を推測するような愚行を犯す人はいないと信じております。またこの物語に登場する人とわたしとは全く関係がございません。
いままでこのblogを読んでいたみなさん、ごめんさい。政治とか経済とか芸術とか偉そうなことを書くやつだなー、と思っていたことでしょう。こいつ、オタク、オタクって言ってるけど、ただのインテリかよ、と思っていた人も多いと思います。

もう、今度から偉そうなことは書きません。

凡人として、自分の限界を自覚しながら、それでも凡人として生きます。(by極東学園天国)

とりあえず、予備知識として、この記事とかを読んでおくといいかもしれません。

ア●ナミラーズのジレンマ
http://www.age.ne.jp/x/digichar/feat22.htm

まぁ、そんなわけでこの今世紀最大のイベントは決まってしまいました。

それではお話させていただきます。

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3時10分に東京駅に着きました。道中では伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」を読んでました、こいつは傑作ですが、そんな話どうでもいいですよね。さっさく、Kにメールです。

G「着いた。今どこにいる?」

K「秋葉原駅前のセガのゲーセンの中です。」

もう、とんとん拍子に話が進んで行きます。まったくよどみなく、淡々と物語が流れていきます。まるでリミッターのないカセットテープレコーダのように、淡々と物事が進行していきます。

秋葉原駅前のセガのゲーセンでKと遭遇です。
こころなしかKの顔にも緊張の色が伺えます。あのジェイソンシリーズを飯を食いながらでも笑顔でみられるKの顔にです。

G「んじゃ、行きますか」

というわけで、KとGの秋葉原魔空間ツアーは幕を開けたのでした。

、、、といいつつ、二人ともメイド喫茶なるものがどこに在るのかも知りません。

G「大丈夫、大丈夫。こんなのコンビニ行ったらどうにかなるって。」

(、、、おまえ、まさか店員に聴く気か?)

Kの顔に一瞬焦りの色が浮かびます。
まぁ、結局店員に聴くこともなく一命は取り留めました。ここで、

K「とりあえずこういう時はマックに行って考えよう」

ということになり、マックに向かいます。
そこでKが秋葉原飲食店マップなる小冊子を発見。さすが頼りになる男です。

そこには、メイド喫茶「Cure Maid Cafe」とコスプレ喫茶「カフェ・メイリッシュ」の名前があります。

ここで、じゃあ、どうせだし梯子しよう、ということになり(なんでだ?)近場のメイド喫茶「Cure Maid Cafe」から行くことになりました。マジ、近くにあったので、ほとんど迷うことなくメイド喫茶「Cure Maid Cafe」に到着です。

、、、6階かよ。行ったらもう引き返せないってオチかよ。

Kはかなりひるんでいます。まぁ、エレベータの前でうろちょろしてるほうが明らかに危ない奴なので、ここで引き返す法はない(byバシリスク)とばかりにGはKをガシッとつかみ突入しました。6階までのエレベータはかなり長く感じました。

で、着いたのですが、、、普通です。店員がメイドの格好をしているだけの普通の喫茶店です。客層もちょっとオタクっぽい外人だったり、受験生だったりで、なんか秋葉原らしさはありません。アンミラの方がひどいくらいです。

GもKも拍子抜けしました。で、結局Kとなぜか経済談義に華をさかせ、IMFとアメリカの戦略とか、アジアでの通貨の今後についてとか、その場に似つかわしくないインテリトークをしてました。そして、二人とも飲み物を飲み終わり、ケーキも食ったので、会計して出ていきました。

ここで、あまりの普通さにKなどは、

K「こんなの普通にこれからも使えるね」

などと言ってましたが、それは無理です。冷静になってください。

ここまでで、KとGはなめきってました。次に行くだろうコスプレ喫茶「カフェ・メイリッシュ」も所詮このぐらいだと思ってしまったのです。しかし、それは秋葉原という日本最大の魔窟をなめきった行為でした。まさしく破滅的な行為だったのです。

これから待ち受ける過酷な運命もしらずKとGはコスプレ喫茶「カフェ・メイリッシュ」に向かったのでした。

続く、、、

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以上のことはすべてフィクションであり、架空の出来事です。ここに書いてあることを鵜呑みにして、彼らの人格を推測するような愚行を犯す人はいないと信じております。またこの物語に登場する人とわたしとは全く関係がございません。

フィクション

2004年2月29日 オタク
こんにちわ。gamellaです。

これからここに記すことはすべてフィクションであり、架空の出来事です。ここに書いてあることを鵜呑みにして、彼らの人格を推測するような愚行を犯す人はいないと信じております。またこの物語に登場する人とわたしとは全く関係がございません。

それでは、お話させていただきます。

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そのあまりにも愚かしい考えが浮かんだのはGが実家から変えるバスの中でした。これからGは東京までバスで2時間30分、電車で2時間30分という長旅を控えており、そのテンションは一種異様なほど盛り上がっていました。

(そういえば、今日はKの誕生日だったなぁ。まさか誕生日に予定が入ってないということはないとは思うけど、もしかしたら暇かもしんないし、誕生日祝いをしてあげようかなー)

とGは考えました。そして、Kにメールを送ったのです。

G「3時10分に東京駅着くんだけど、秋葉原でメイド喫茶逝ってみない(爆)」

、、、あほか。

ノンタイムの高速レスポンスでメールがかえってきました。

K「魑魅魍魎ですよW俺は覚悟完了してますが。」

、、、まじかよ、こいつ。

ぶっちゃけます。ネタで送ってました。普通に行く気はありませんでした。

しかし、彼からのメールは『覚悟完了』という「覚悟のススメ」を読破した者にとっては避けて通ることのできない返事でした。
ここで退くわけにはいかねぇ、手が勝手に動きます。

G「当方に迎撃の用意アリ!!」

、、、あぁ、やっちゃったよ、そう思いながらも必死でメールを打ちます。ぶっちゃけ、ここでもまだ彼が退いてくれることを期待していました。ていうか、普通、退くよね?

その次の彼のメールで俺は自分が引き返せない底なしの沼に陥ったことを知ったのでした。

K「俺はデータを捨てる!うっし、猫耳に会いに逝くか。」

、、、終わった。まじ、終わった。しかも、テニプリネタかよ。こいつやっぱり半端ねぇ(間違った方向にね。)

こんな具合で、KとGの今世紀最大のイベントは始まったのでした。

続く、、、

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以上のことはすべてフィクションであり、架空の出来事です。ここに書いてあることを鵜呑みにして、彼らの人格を推測するような愚行を犯す人はいないと信じております。またこの物語に登場する人とわたしとは全く関係がございません。
実家にかえってそろそろ1週間ですが、やっと青森特有のゆったりとした時間の流れに慣れてきました。

で、こうやって日記を書いたりしてるわけですが、青森にいる間は研究はしないといつも決めているので、そのぶんいろいろなことを考えます。

まあ、研究についてはいつもいろいろ書いているし、あまり詳しい内容を同じ研究室の人に見られるとはずかしいので、今回はたまーに小説について書こうと思います。

とりあえず、以前、感想を書いた「知の欺瞞」以降、脱現象とか脱構築(別にこれはモダニズムだからあんまりソーカルとかとは関係ないけど)とかという、いままで現代文学についてまわった、くだらない注釈には興味がわかなくなりました。

もちろん一般的素養として、構造主義くらいまでは知っておくと、いろいろ知ったかぶりもできて楽しいですが、じっさい今の日本の純文学って呼ばれているものは、そんなことを知らなくても楽しめます。

今回の芥川賞に関して言えば、19歳の小娘が書いた小説などおもしろい訳がないので、スルーだとして、ちょっと前の芥川賞の吉田 修一の「パークライフ」について述べます。

芥川賞も別に純文学なんて意識はあまりなく、いまはエンターティメントに徹しきっていない作品群の中から賞を与えるくらいのニュアンスでやっているとおもうのですが、まぁ、とりあえず芥川賞に連なる作品を今の日本では純文学と読んでいるとしましょう。

かるく余談ですが、村上春樹の「神の子どもたちはみな踊る」を読んだとき、「あぁ、これで村上春樹も芥川賞とったな」と思ったのですが、結局そんな話もなく、あとで調べてみたら、村上春樹に関しては日本の文壇でいろいろあって、そういう賞はもう取らないんじゃないかということがわかりました。もしとったら、宮部みゆきが直木賞取ったときのいまさら感以上のものを感じてしまいそうです。とりあえず、今の日本の文壇で村上春樹になんか意見いえる奴ってよほどの恥知らずじゃないと難しいと思います。

、、、話はずれましたが、この「パークライフ」という作品はなかなか見事な作品でした。

とりあえず、こういう作品を読む場合、まず、主人公の視点がいかに読者に新しい気持ちを与えてくれるかというのがキーになります。それは共感でも拒絶でも驚愕でもなんでもいいんですが、ここになにか胡散臭さとか小説として嫌らしさを感じてさせてしまうとそれはつまらない作品になってしまいます。

その点でこの「パークライフ」という作品は、すがすがしい感情を与えてくれました。なんか小説読んだ後、こんなにさわやかな印象を持ったモノもなかなかないので、逆によく覚えています。

純文学といえば、かなり前ですが、舞城王太郎が「阿修羅ガール」で第16回三島由紀夫賞受賞しました。このときの審査員の宮本輝と福田和也のコメントが異常におもしろかったので印象にのこっているのですが、こいつは本当に、拒絶と驚愕という感情を与えてくれる作者です。

講談社ノベルズで密室本という促販以外のなにものでもない本当にくだらない企画があった時に、なんやかんやいって、いくつか読んでみたのですが、舞城王太郎の書いた「世界は密室でできている。」はまれにみる傑作でした。舞城王太郎の作品はいつもゴテゴテしていて、醜くて、それでいて驚異的な作品なのですが、この「世界は密室でできている。」はそれらがすべていい方に作用して、作品として、一種異常な完成度になっていました。

どうせなら、この本に第16回三島由紀夫賞を与えてしまえばよかったのですが、この本は全くミステリー要素がないくせにミステリーの様式をとっているという形式なので、なかなか純文学の賞は与えられません。結局、このミスで密室本のなかでは異例の高得点をだしたくらいで終わってしまいましたが、まったくもったいないことをしました。(編集者がね)

舞城王太郎については他にもいろいろ書きたいことがあるので、一度機会を設けて、書くとして、まぁ、そういうわけです。

とりあえず、焼き肉おいしかったです。
そういえば、彼女に教えてもらったのですが、今回のブリトニー・スピアーズのPVはエロすぎです。

ていうか、これ裸じゃん、かつ、コスプレじゃん。(彼女の話によると全身タイツみたいなもの?らしいです。)
なんか、アメリカでもこのPVは問題になっているらしくて、MTVの日中に放送するのに適さない楽曲リストにあがってました。で、こんなこと書いてしまうと見たくなってしまう人がいると思うので、いろいろ調べたところ、このサイトでみれるようです。

http://www.vh1.com/artists/az/spears_britney/artist.jhtml

このサイトの"Toxic" というところをクリックするとPVが始まります。

マドンナが子供のお受験のためにセックスシンボルをやめたいま、実質アメリカのセックスシンボルって、ここまで騒ぎになっているところをみると、今はブリトニーなのかも。セックスシンボルって、騒がれることがもっとも重要ですので。

さてここから久しぶりにオタクな話題なんですが、このPVにちらほらと見える日本っぽいイメージはどこから見ても僕の好きな映画の「ブレード・ランナー」の町のイメージなんですが、そこでブリトニーはスチュワーデスとか牝豹とか、怪盗とかいろいろな”コスプレ”をします。これって、日本的にはもうやり尽くされた古いPVの形なんですけど、アメリカではいまこれがかなり評価が高いようです。(もちろんブリトニーがやっているからなんですが。)

これ、一瞬、なんでだろうと思いました。

そこで思ったことは、日本人 (ていうか俺)が思っている以上に日本文化が浸透するタイムラグがでかいんじゃないかということです。つまり、日本人がコスプレだな、アニメだの、漫画だのそういうかなりあれげな文化を作ってきたものが、やっと、ドラゴン・ボールとかポケモンとか比較的当り障りのない作品を通して、アメリカとかヨーロッパ社会に入っていって、今、その土壌が整ってきたところなんだと思います。

このタイムラグに俺は一瞬何でだろうと思ったわけです。

このままいくと、そのうち、もっともコアな作品とかががんがん入っていくとおもいます。今秋葉原ではやっているような普通の人にはかなりひかれちゃうものもそのうち日本の大きな輸出物になるかもしれませんね。なんせ、外国人が日本語の学ぶ理由の上位に日本の文化に触れたいっていうのがあるくらいですから。あ、この日本の文化って絶対にオタクな文化のことだと思われます。たけし映画が海外で高い評判を受けてるのも、そういう漫画的な要素を映画に見出してるある種のパターンなのではないかと考えてます。

そういえば、この前雑誌で、外国で人気のあるアニメランクをみたら、「フリクリ」とかがランキング上位にあったので、もしかしたら日本より健全にとんがった市場になる可能性も捨てきれません。(「フリクリ」はとんがりすぎだけど。)

まぁそういうわけでした。

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mmatsuuraさんお気に入り登録させていただきました。
こんにちわ、gamellaです。

そういえば、昨日、彼女がみなとみらい線は全部違う建築家がたててるんだよー、と言ったら興味を持ったみたいで、みなとみらい駅に行くついでに新高島駅に降りて見てみました。

で、新高島駅ですが、これはかなりクール(死語か?)な設計です。びっくりです。ガンメタリックのホームにスケルトンの階段です。おれみたいなロボットマニアにはたまりません。

で、そのときガンメタリックで話題になったのですが、俺がガンメタリックの語源はガンダムメタリックだといったら極めて懐疑的な目で見られました。

実際にどうなんですかねー。調べてみよう。
とりあえず百科事典には載ってませんでした。

いまのところピストルのガンである説が有力です。

その後、みなとみらい駅をみたらこの設計はかなり気に入ったみたいで、いろいろな角度から見ていました。なんか六本木ヒルズに負け時とがんばっているところがいじらしくて楽しかったです。
昨日、友達とみなとみらい線に乗ってみました。
とりあえず、みなとみらい駅の構造はかなりおもしろいです。みなとみらい線って、埋め立て地の下を通すために、めちゃ深いところをとおしているらしく、地下3−4階にホームがあったりします。しかし、地上1階からそのホームをのぞけるような立体的な可視性の高い設計になっていました。

で、だれがつくったのかなーとおもって、しらべてみたら、

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・みなとみらい駅
・船内の巨大な地下チューブ空間
・設計者:早川邦彦/早川邦彦建築研究室
・「船」をモチーフにした駅構内は、換気ダクトなどにもその造形を反映している。駅から一歩足を踏み出せば、オフィス、文化施設、商業施設などが24時間活動する、国際色豊かな街が姿をあらわす。

参考 http://www.salus.ne.jp/magazine/tokushu.html
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とのことです。

しかも調べてみたら、みなとみらい線って、全部が全部違う建築家がコンペで勝ち取って作ってるらしいです。こんなことなら、一日乗車券買って、全部降りてみればよかったなーと思いました。