1週間前、14歳の男の子が自分の妹を殺そうとした事件がありました。その時、男の子が殺そうとした動機は、インターネットで殺人サイトを見て、人を殺してみたくなったというものでした。

今まで、僕は、インターネットの危険性というものをあまり重要視していませんでした。所詮、映画や漫画と同じようなもので、フィクションつまり想像力と現実とには確固たる隔たりが存在し、それはインターネットでも対して変わらないものなんじゃないかと思っていました。

しかし、このニュースを見たとき思いました。
俺の認識は高校生の時にインターネットに出会ったものの認識だということを。

もちろん、今でもインターネットが人間に与える影響なんてものはおそらく、漫画や映画と同レベルなんて漠然とおもっているのですが、それには制限があったということです。つまり、それは俺たちの年代に限っては、という意味で。

俺たちはかなり人格が形成された後にインターネットに出会っています。しかし、今を生きる子供たちは人格形成期にこの情報の波にぶち当たっているのです。それは映画、漫画とも同じなのですが、インターネットはすべての情報がすべてただ、情報の検閲機構が存在しないという点で違います。

このすべて無料ということが重要です。なんやかんやいって子供たちにとって、情報への一番の障壁はお金なのですから。

しかし、逆にそれは新しい可能性でもあります。
それについては次で考えてみたいです。

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