そういえば、彼女に教えてもらったのですが、今回のブリトニー・スピアーズのPVはエロすぎです。

ていうか、これ裸じゃん、かつ、コスプレじゃん。(彼女の話によると全身タイツみたいなもの?らしいです。)
なんか、アメリカでもこのPVは問題になっているらしくて、MTVの日中に放送するのに適さない楽曲リストにあがってました。で、こんなこと書いてしまうと見たくなってしまう人がいると思うので、いろいろ調べたところ、このサイトでみれるようです。

http://www.vh1.com/artists/az/spears_britney/artist.jhtml

このサイトの"Toxic" というところをクリックするとPVが始まります。

マドンナが子供のお受験のためにセックスシンボルをやめたいま、実質アメリカのセックスシンボルって、ここまで騒ぎになっているところをみると、今はブリトニーなのかも。セックスシンボルって、騒がれることがもっとも重要ですので。

さてここから久しぶりにオタクな話題なんですが、このPVにちらほらと見える日本っぽいイメージはどこから見ても僕の好きな映画の「ブレード・ランナー」の町のイメージなんですが、そこでブリトニーはスチュワーデスとか牝豹とか、怪盗とかいろいろな”コスプレ”をします。これって、日本的にはもうやり尽くされた古いPVの形なんですけど、アメリカではいまこれがかなり評価が高いようです。(もちろんブリトニーがやっているからなんですが。)

これ、一瞬、なんでだろうと思いました。

そこで思ったことは、日本人 (ていうか俺)が思っている以上に日本文化が浸透するタイムラグがでかいんじゃないかということです。つまり、日本人がコスプレだな、アニメだの、漫画だのそういうかなりあれげな文化を作ってきたものが、やっと、ドラゴン・ボールとかポケモンとか比較的当り障りのない作品を通して、アメリカとかヨーロッパ社会に入っていって、今、その土壌が整ってきたところなんだと思います。

このタイムラグに俺は一瞬何でだろうと思ったわけです。

このままいくと、そのうち、もっともコアな作品とかががんがん入っていくとおもいます。今秋葉原ではやっているような普通の人にはかなりひかれちゃうものもそのうち日本の大きな輸出物になるかもしれませんね。なんせ、外国人が日本語の学ぶ理由の上位に日本の文化に触れたいっていうのがあるくらいですから。あ、この日本の文化って絶対にオタクな文化のことだと思われます。たけし映画が海外で高い評判を受けてるのも、そういう漫画的な要素を映画に見出してるある種のパターンなのではないかと考えてます。

そういえば、この前雑誌で、外国で人気のあるアニメランクをみたら、「フリクリ」とかがランキング上位にあったので、もしかしたら日本より健全にとんがった市場になる可能性も捨てきれません。(「フリクリ」はとんがりすぎだけど。)

まぁそういうわけでした。

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