いままでこのblogを読んでいたみなさん、ごめんさい。政治とか経済とか芸術とか偉そうなことを書くやつだなー、と思っていたことでしょう。こいつ、オタク、オタクって言ってるけど、ただのインテリかよ、と思っていた人も多いと思います。

もう、今度から偉そうなことは書きません。

凡人として、自分の限界を自覚しながら、それでも凡人として生きます。(by極東学園天国)

とりあえず、予備知識として、この記事とかを読んでおくといいかもしれません。

ア●ナミラーズのジレンマ
http://www.age.ne.jp/x/digichar/feat22.htm

まぁ、そんなわけでこの今世紀最大のイベントは決まってしまいました。

それではお話させていただきます。

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3時10分に東京駅に着きました。道中では伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」を読んでました、こいつは傑作ですが、そんな話どうでもいいですよね。さっさく、Kにメールです。

G「着いた。今どこにいる?」

K「秋葉原駅前のセガのゲーセンの中です。」

もう、とんとん拍子に話が進んで行きます。まったくよどみなく、淡々と物語が流れていきます。まるでリミッターのないカセットテープレコーダのように、淡々と物事が進行していきます。

秋葉原駅前のセガのゲーセンでKと遭遇です。
こころなしかKの顔にも緊張の色が伺えます。あのジェイソンシリーズを飯を食いながらでも笑顔でみられるKの顔にです。

G「んじゃ、行きますか」

というわけで、KとGの秋葉原魔空間ツアーは幕を開けたのでした。

、、、といいつつ、二人ともメイド喫茶なるものがどこに在るのかも知りません。

G「大丈夫、大丈夫。こんなのコンビニ行ったらどうにかなるって。」

(、、、おまえ、まさか店員に聴く気か?)

Kの顔に一瞬焦りの色が浮かびます。
まぁ、結局店員に聴くこともなく一命は取り留めました。ここで、

K「とりあえずこういう時はマックに行って考えよう」

ということになり、マックに向かいます。
そこでKが秋葉原飲食店マップなる小冊子を発見。さすが頼りになる男です。

そこには、メイド喫茶「Cure Maid Cafe」とコスプレ喫茶「カフェ・メイリッシュ」の名前があります。

ここで、じゃあ、どうせだし梯子しよう、ということになり(なんでだ?)近場のメイド喫茶「Cure Maid Cafe」から行くことになりました。マジ、近くにあったので、ほとんど迷うことなくメイド喫茶「Cure Maid Cafe」に到着です。

、、、6階かよ。行ったらもう引き返せないってオチかよ。

Kはかなりひるんでいます。まぁ、エレベータの前でうろちょろしてるほうが明らかに危ない奴なので、ここで引き返す法はない(byバシリスク)とばかりにGはKをガシッとつかみ突入しました。6階までのエレベータはかなり長く感じました。

で、着いたのですが、、、普通です。店員がメイドの格好をしているだけの普通の喫茶店です。客層もちょっとオタクっぽい外人だったり、受験生だったりで、なんか秋葉原らしさはありません。アンミラの方がひどいくらいです。

GもKも拍子抜けしました。で、結局Kとなぜか経済談義に華をさかせ、IMFとアメリカの戦略とか、アジアでの通貨の今後についてとか、その場に似つかわしくないインテリトークをしてました。そして、二人とも飲み物を飲み終わり、ケーキも食ったので、会計して出ていきました。

ここで、あまりの普通さにKなどは、

K「こんなの普通にこれからも使えるね」

などと言ってましたが、それは無理です。冷静になってください。

ここまでで、KとGはなめきってました。次に行くだろうコスプレ喫茶「カフェ・メイリッシュ」も所詮このぐらいだと思ってしまったのです。しかし、それは秋葉原という日本最大の魔窟をなめきった行為でした。まさしく破滅的な行為だったのです。

これから待ち受ける過酷な運命もしらずKとGはコスプレ喫茶「カフェ・メイリッシュ」に向かったのでした。

続く、、、

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以上のことはすべてフィクションであり、架空の出来事です。ここに書いてあることを鵜呑みにして、彼らの人格を推測するような愚行を犯す人はいないと信じております。またこの物語に登場する人とわたしとは全く関係がございません。

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