平塚でビーチフットボールの大会に参加して参りました。

朝8時に平塚駅に集合というなかなかハードな予定で始まったのですが、いきなり9時から予選一回戦が開始でなにも練習しないまま望んだらぼろ負けしました。

だって、やったのが去年ぶりだからルールも知らなかったんですもん。んで、予選二回戦は11時からというかなり暇なことになってしまい、それまで結局海でちょっと遊んで、あとはみんなで練習し、かなり綿密な戦略を立てて試合に臨みました。

そんで、今度は勝ちましたが、結局1勝1敗で予選は突破できず、上半身裸で試合をしていたため次の日は日焼けに苦しんだということです。

ちゃんちゃん。

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で、一日経って今日になったのですが、日焼けの跡がかなりひりひりしており、かなりだるおになっております。

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そういえば、明日から、青森に帰省しまーす。

いろいろ

2004年7月28日
そういえば、最近「弁理士」という資格に興味が出始めた。

弁理士とは簡単にいうと弁護士のサブセットで、「特許関連」の裁判、手続きなどに特化した資格なんだけど、大学院で学んだことがそのまま生きて、修士号を取得している場合、専門試験が免除されるようだ。しかし、うちらの学校の場合、バイオサイエンスが免除になるかはちょっと怪しいけど。

まぁ、なんでこの資格に興味がでてきたかというと、今後研究者を続ける上でもおそらく無駄にはならないだろうし、おれは学校でしか研究はしない主義なので、今は読書に当てている夜の時間をそのまま資格取得の時間に当てようかなと考え始めているだけなんですけど。

で、とりあえず、資格取得の難易度から調べてみたら、

「公認会計士と同じレベル」

でした。

( . _ . )

まぁ、もう少し調べてみるかな。修士の間にとれそうかどうかとか。

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中島らもについて、殊能将之がこんなコメントを日記にのっけていた。

「中島らも逝去。

 死因は脳挫傷で、酔って階段からころげ落ちたらしい。小泉喜美子と同じだな。
 とても残念だが、その一方で「しかたないか」という気もした。ウォーレン・ジヴォンの言葉が頭に浮かんだ。
「ジム・モリスンのような生き方を選んで、彼より30年長生きした。選んだ以上は、結果も当然ついてくる」

 ご冥福をお祈り申しあげます。」

おれも、ご冥福をお祈り申しあげます。

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こんにちわ。

やっと、期末モード終わりました。
今学期はなかなかきつかったです。

で、昨日はディズニーシーにいってきました。

デートプラン的には、3時頃に東京駅に到着し、丸ビルでれーとらんちを食べたあと、アフター6パスポート(午後6時から半額で入れる入場券)で、涼しくなってきた時間帯にディズニーシーを回るというプランでした。

丸ビルは初めてだったんですが、飲食店がみんななかなかおいしそうでした。一時期高級店ばっかりという噂がたっていましたが、すべての店が軒並みみんな高かったので、ランチは値下げをしたらしいです。そういえが、六本木ヒルズも一時期ランチも馬鹿高い店ばっかりでしたが、今はやはり一斉に値下げが行われており、1000円くらいでふつうにランチを食べることができます。

で、そのあと2時間ほどぶらぶらして、5時ごろディズニーシーに向かいました。

で、このディズニーシーですが、ランドとの一番の違いは、コンセプトが子供と大人両方楽しめるようになっているところでしょうか?

ランドは明らかに子供よりらしいですが、(10年前のあやふやな記憶)シーはアルコールOKだったり、照明がちょっと薄暗い雰囲気のある感じだったりでちょっとアダルトな感じです。

ではでは、アトラクション評価を。
まず、はじめにいっておきますが、基本的に絶叫系と呼ばれるものはあまり存在しません。基本的に3歳児でも手放しで楽しめるくらいのアトラクション群です。なので、まぁ、男同士で遊ぶ場合は、ちょっとおすすめできないかとおもいました。ていうか、そんなときは富士急ハイランドに黙って男4人車でいきましょう。

・センター・オブ・ジ・アース
唯一、絶叫系といえば、絶叫系のアトラクション。地底探検をしたあと、トロッコが暴走するという設定なのですが、最後はなかなかのスピードで暴走してくれます。でもせっかくシーきたんだからスプラッシュ系があった方が良かったなぁ。

・インディジョーンズ
これはなんかギミック満載の乗り物です。空気が効果的に演出に使われていて、なかなかおもしろいです。なぜか俺はこれを乗っている間笑いが止まりませんでした。ただ、これは回転が悪いためか異常に並ぶ羽目になりますので、シーに入ったらファストパスをとってしまうのも良いかもしれません。

・シンドバッド
これはカリブの海賊系のなんかまったり人形劇アトラクションですが、見所はうちの学校の専任講師のNさんそっくりの魔人の人形です。そのおなかの出っ張り具合といいまじそっくりです。

・ストームライダー
これは竜巻の中に硬化していくという設定のアトラクションなんですが、なにがすごいかって水が大量にかかります。結構びっくりするくらいかかります。

ほかにもいろいろありましたが、要チェックはこの辺かな。

あと、CMでひたすら宣伝されているブラヴィッシーモはなかなか迫力のある舞台でした。ただ、これはみる角度によってかなり迫力が違うので、ハーバーの真正面からみるのをおすすめします。

そんな感じでした。

帰りはオレンジレンジのコンサートがあったらしくて、めちゃくちゃ込んでいましたが、それはそれ、ご愛敬ということで。しかしオレンジレンジのコンサートに行っている連中は層があまりにもはっきりしていてなかなかおもしろかったです。

ではでは。

選挙

2004年7月11日
選挙行って来ました。

これが初めての選挙になりますが、今回、俺が選挙に行った理由はただ一つ、さすがにこのまま公明党が日本の政治を決めたらまずいだろという理由からです。

別に政教分離を叫ぶとかじゃなく、公明党が1000万票を集めることのできる現実に対し、せめて他の党(もちろん公明党と一緒の自民党以外)に投票しようと思ったわけです。

まぁ、この1票でなにも変わらないのは自覚してますが、池田大作をこのまま放置しておくのもさすがに問題だろうという危機管理的な1票です。

別に政治に興味ないという人も一宗教団体が国の政治を決定できるのは問題だ、と思うなら、とりあえず選挙に行くのもありだと思います。しかしそれを思わないのも当然自由なわけです。民主主義ですから。でも、Nさんの日記でもふれてましたが、選挙に行かないことに理屈を唱えるのは俺もあんまり好きじゃないです。

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このくそ暑い時期にカレーを大量に作って、それを4日間で食べきるというかなりリスクの高いことをしでかしました。後半は、絶対に変わらないように、一日2回は沸騰させていました。さすがにどんな耐熱菌でも死ぬだろうという希望的観測です。

しかし、それでもなお、おっかなびっくり最後の日曜日は食べていました。ヨーグルトを結構大量にいれてしまったので、酸っぱいのがデフォルトになってしまい、最後は本当にこれは大丈夫なのか?というクエスチョンマークをいっぱい浮かべての実食でした。まさに一人愛のエプロン状態です。

まぁ、しかし、カレーの出来自体はなかなかのもので、結局一日2食カレー食べても飽きませんでしたとさ。

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実は今、現在、父親に送ったのとほぼ同じ、そしてその後兄貴が買ったRealForce106をNさんから借りて使っているのですが、これ本当に最高です。

2秒で好きになりました。よほどのことのないかぎり自分で買うキーボードはこれからRealForceで行こうと思います。

ジーマー、サイコー。デス。

期末モード

2004年7月5日
期末モードに突入しました。

更新が滞ります。

それでも更新がされた場合は現実逃避の一種だと思って間違いないです。

レシピ

2004年6月30日
そういえば、隣のデスクの先生の日記にいつも登場するハッシュドポテトだが、一度食べてみたいと思い、レシピを日記からメモった。

* 材料(お好み焼き1枚程度の大きさ分)
o ジャガイモ 中2個
o バター 大さじ1/2
o サラダ油 大さじ1/2
o 塩・こしょう 適宜
o 卵 1個

* 方法

1. ジャガイモを千切りにする。長さは3〜5cm程度を目安に。水にはさらさない。
* スライサーを使うのが楽。
2. フライパンにバター、サラダ油を熱し、ジャガイモを入れて、お好み焼きのように円盤状に整形する。
* 手でやるのが簡単。パリパリにしたければ薄くした方がいい。
3. 表面に塩こしょうして、フタをする(蒸し焼き)。火は中火〜弱火。ガラスのフタだと、ジャガイモが透き通ってくるので火の通りがわかりやすい。
* パリパリした方がよければ、フタを少しずらして蒸気を逃がしてもいいかも。
* 焼く前にジャガイモに塩こしょうして混ぜておいてもいい(味加減はしやすい。水が出るのできっておく)。
4. 表面まで火が通ってきたら裏返す。表面に塩こしょうして、さらにフタをして焼く。
5. ポテトを皿に移して、目玉焼きをつくり、ポテトの上に盛る。
* 目玉焼きは、差し水して蒸し焼きにして、白身だけぎりぎり固まった程度がよく合う。

* 塩こしょうは好み。バターとサラダ油も好み。バターを増やすとコクが出る。サラダ油をオリーブ油に替えるとさっぱりした仕上がりになる。

今度つくってみよう。

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今日は朝は雨だったが、午後はからっと晴れ上がり、ラグビー日よりに。練習はないだろうとたかをくくっていたので、急いで自宅に着替えを取りに行く。

練習は、日曜日がハードな試合だったので、軽めだったが、炎天下のなか走ってみるみるスタミナが消耗されていった。めちゃ、つかれた。でも、あまりにも体力がなかったので、練習終わった後、エアロバイクを30分こぐ。なかなかすっきりした。

・・・研究しなきゃ。

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父親がRealForceをとっても喜んでいた。評判通りの使い心地のようだ。おれもお金に余裕ができたらRealForceを使ってみたいと思う。

と思ったら兄貴がボーナスでRealForceを買っていた。社会人はこの時期はやはり金あるなー。

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Y先生からリチャード・ドーキンスの「盲目の時計職人」という本を借りた。進化学のおもしろさは、メーナード・スミスとリチャード・ドーキンスのおかげで俺の中では鰻登りである。いまから楽しみ。

ケミカルウェーブ

2004年6月23日
ケミカルウェーブっていう言葉が理工学部で受けている化学の授業で出てきてくすくすしていました、gamellaです。

なんかユーロ2004がすごいことなってますね。イタリアもスペインも決勝リーグに進めず結果的に北欧が2チーム駒を進めることになりました。

俺の隣のデスクのNさんは、「イタリアは、サッカーで世界に名をなしている国なのに、トッティみたいな自分勝手な選手を代表にして、しかも好き勝手にさせているのの国の恥だ。」的な発言をしており、たしかに試合中に唾を相手に吐いちゃうやつは問題大ありだなと思った次第です。

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インプレス・ウォッチより
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/security/2004/06/22/2644.html

 『ただ活動にダイアルアップ環境やDNSサーバーを必要とする、また特定の日時以後などの、特定環境下でしか感染しないウイルスも存在する。こうした場合には「実行形式ファイルそのものをリバースエンジニアリングするツールを用いて、ウイルスの細かい挙動を把握している」という。なかには「実行ファイル内の数字の羅列を見ただけで、解析できるエンジニアもいる」とのことだが、ツールではアセンブリレベルにまで解析するため「エンジニアには、アセンブリが読めることが求められる」という。』

数字の羅列を見ただけで解析できるって、そりゃポート番号かなんかだろう。まさか、メモリ空間を頭に思い浮かべ、逆コンパイルするのかな。かなり無駄な能力な気がする。

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そういえば、友人Kと話あった結果、次に買うノートパソコンはThinkpad T41になりそうな予感。もちろんモニタはSXGA+の機種を選定予定。現在、価格.comでは224800円。ここからどのくらいおちるかな。

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そういえば、研究会で困ったカップルがいる。研究会の時間中ずっと個室にこもり、部屋のドアを中からカーテンで閉めている。

で、今日、意を決して「ああいうのって、同学年がつっこまないの?」と下の学年の子に聞いてみた。そしたら、笑って、「つっこみましょうか?」と流された。

ジェネレーション・ギャップって、わけでもなさそうだし、きっと、そういう周りの見えてないカップルなのかなー、と思ったが、次はもうちょっときちんと作戦を立てて攻めてみようかと思う。

ていうか、だれか良識があるやつ注意してやれよ。俺は、良識ないから注意できないけど。

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そういえば、父の日のプレゼントは兄貴と相談して、東プレの「リアルフォース」というキーボードを贈った。

http://www.topre.co.jp/products/electric/realforce/index.html

このキーボードは一部の玄人の間でかなり評判がいい。ストロークが深く、打感が軽いため疲れにくく、筐体の剛性も極めて高い。まぁ、別に父親はプログラミングが仕事というわけではないので、腱鞘炎になるということはないと思うが、指の疲れは肩の疲れにつながるので、このキーボードを使って少しでも負担で経ればいいと思う、、、あれ、うちの父親肩こりあったっけ?

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日記っぽいもの

2004年6月20日
ラグビーサークルの一年上の先輩の代と俺らの代、総勢12人ほどで渋谷で飲み会。

「汁べえ」という店で、少し駅から離れたところにあるが、かなりよい店だった。飲み放題ながら、ドリンク系、特にカクテルはしっかり、作られていたし、食べ物もよくまとまっている。

で、こんな飲み会になると、まぁ、話の大半は仕事かエロ話になるのだが、まぁ、まさしくそんな内容だった。んで、久しぶりにみんなに会ったので、かなり楽しかった。

昔俺と同居していた友人が、就職を決めた。現在、ト○タ自動車かシ○イバンクで悩んでいるとのこと。うーん、優秀な男だ。どっちに行ってもしっかりやっていけると思う。彼のおかげで、俺の学部生活はとっても楽しいものになった。

俺以外はみんなだいたい社会人なので、やはり仕事の話とか、合コンの話が多かった。しかし、最近合コンの目的が「出会い」から「エロス」に移行してきたという話になったときは、あぁ、親父だなぁ、この人たちと思った。

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Kに電車男を読んだ感想で、「年上っていいですね」的な発言をしたら「そんなのは2000年前に到達したよ」というコメントをいただいた。Kは、眼鏡をかけた年上以外には興味を示さない。結局この性癖はこの数年間まったくずれないようだ。

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確立論的シミュレーションアルゴリズムという分野が、最近異常に活発である。年間2,3個新しいアルゴリズムが開発されている。

最近開発されたものだけでも、

NextReactionMethod
MaxTimeStepMethod
TauLeapMethod(Implict,Explicit)

そんで、昨日調べてたら(まえから名前はきいてたけど)、

OptimizedDirectMethod

Efficient Formulation of the Stochastic Simulation Algorithm for Chemically Reacting Systems Y. Cao, H. Li, L. R. Petzold, to appear, Journal of Chemical Physics, 2004.

とかいうやつが発表されてた。ふーん。

もちろん、これらを使ってなにをするかというのは全く別の話ではあるが、高速なシミュレーションアルゴリズムがなければ、研究活動は制限されてしまう。少なくとも、シミュレーションが遅いからまともな研究ができない、というようないいわけを用意したくはない。

日記のようなもの

2004年6月18日
彼女が風邪を引いた。体が弱いので心配だ。

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父の日のメッセージカードを郵便で送る。何とか速達で土曜日の夜につくようにできた。すでに兄貴と一緒に考えたプレゼントは送ってある。日曜日までには届くだろう。

それとは別に、小さいながらもプレゼントをつけた。文具店で見つけたおしゃれなシャーボだ。LAMYの「Safari」という種類のペンでで、調べてみたらこのLAMYというブランドは非常にスタイリッシュだ。かっこいい。今度から俺も愛用しようかなと思う。
日本で買うと結構するが、ドイツでもしこれが1000円とかで売られてたら俺はドイツを見直す。

すべてにおいてデザインは必要ない。だが、思いを込めた品にデザインはあるべきだと思う。

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KのBBSでも述べられた、噂の電車男ですが、ぶっちゃけ俺も「さわやかに」鬱になりました。

まぁ、しかし、つきあう前のどきどき感とつきあってからのどきどき感を比べたら、俺はつきあってからの方が楽しいと思う。

大事にすべき人を大事にするのはすばらしいことだ。それは家族であり友人である。人生においてそれ以外の楽しみを見つけようとすると、それは自分の内面に向かうしかない。それは、それで楽しいことだが。

というわけで、これからも家族も友人もできる範囲で大切にしていこうと思う。

ーーー

昨日の夜のイングランドVSスイスは満足の内容だった。特にベッカムの切れ味はすさまじいものだった。イングランドにモリエンテスやビエリがいたらいったい何点とれるんだろう。あと、やはりランパードは好きだ。

日記らしきもの

2004年6月17日
昼飯は講義に鶴岡からきていたSさんと。

おもしろおかしい馬鹿話をたくさん披露していただく。

ーーー

tauleapの実装がほぼ完成した。そんでもって、上とは違うSさんにメールでチェックをお願いする。昔はソースコードを送ると、それこそ自分のものではないくらいに直ってきたが、今はどのくらい直ってくるか不明。あのころに比べてどのくらい成長したものか。

ーーー

青の炎について、研究室でNさんと談義。Nさんもこの作品は傑作と認めていた。近くにNさんのような、読書家がいると、いろいろとおもしろい作品を紹介してもらえる。これはとてもすばらしいことだ。

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そういえば、モーニングの『ドラゴン桜』に興味深いセリフがあった。

要約すると子供の思考力が親との会話によってはぐくまれるのはもちろんだが、子供の思考の道筋、課程のメソッドも親が強く影響してくるらしい。子供のころの思考の大半は親の思考の方法を借りて行っており、その段階で思考力を磨かれなかったものはその後の学習においてもなかなか思考力を磨くことができない、ということだった。

この子供の思考は親の思考の借り物である。という考えがおもしろかった。「メソッドの形骸」という言葉は森博嗣の小説に出てきた言葉だが、この概念はすべての思考に拡張のできるかもしれない。

ーーー

で、最近話題の電車男のページを見た。

読み物としてはそこそこおもしろい。

電車男は俺の友人Kだという噂が広がりつつある。また、47氏もKだという噂も流れている。真相はいかに、、、
Nさんに勧められて読んだ本なのだが、これは傑作。

とくに青春小説としては、最高ランク。
あと、ミステリー小説の名作みたいな扱いになってるが、これはあまりミステリー小説として読まないほうがいいかと思う。

基本的には、高校生である主人公の心の機微を描いた青春小説である。しかも、高校生でありながら、主人公の考えがなんとなく自分に近いものを感じ、読んでいる最中、ずっと自分ならどうするかを考えながら読んでいた。

読んだ後は、2時間ほど、ひたすら最後の場面が頭の中をぐるぐる回っていた。しかも舞台が湘南なので、主人公が通った道なども完璧な映像として浮かんでくる。

結局、その日寝たのは午前4時でした。

ーーー以下、ネタばれーーー

とりあえず、高校生だという前提があるのでしょうがないのだが、犯罪計画に穴が多すぎる。ふつうならそれで興ざめしてしまうのだが、この小説ではあまりにも主人公に感情移入してしまうため、頼むからもうすこしばれないようにしてくれとはらはらどきどきしながら読んでいた。この辺は作者の思うつぼである。

で、さっさくだが、ここでこの小説で行われた完全犯罪について考えてみたい。

車の免許があったら、やはり、死体を発見されないようにし、失踪にしてしまうというのがもっとも効果的だと思う。実際に日本には捜索願いがでるが、行方不明となってしまうことが年に数千件あるらしい。その中の1割が犯罪だとしたら、年間100人はそうやって殺されていることになってしまう、、、本当かな?

犯罪はそもそもその犯罪が行われたかもしれないということを警察が感知した時点で完全犯罪ではなくなる。だが、高校生という立場ではさすがに車の調達はが不可能だろうという点を考慮したうえで、自分ならどうするかを考えてみる。

基本的に、俺もこの小説のような状況になったら、確実にその男を殺すと思う。よって、殺さないという安全な選択肢はないものとする。

で、殺し方なのだが、俺はここで主人公が初期に考えた正当防衛案が結局もっともリーズナブルだと思う。というより、死体を隠せない以上、正当防衛のような、殺しても罪に問われない名目で殺すしかない。どんなに用意周到でも検死官を欺くというのはかなりリスクの高い賭だ。

母親、妹の証言は明らかに自分に有利に働くだろうし、弁護士も協力的だ。なにより、うまいことしたら計画性のなさを立証できるのが大きい。犯罪は衝動的なものなのか、計画的なものなのかで罪の重さが全く変わってくるので、万が一、過剰防衛となってもおそらく未成年なので3年ほどででてくるだろう。常に高いストレス下にあったことが証明できれば、さらに罪は軽くなると思われる。

その時、もっとも重要なのは、妹と母親には少なくとも、正当防衛で殺したと思わせるだけの演技力だ。あと、返り討ちにあって殺されないだけの体力。結局、この二つが備わっていなければならないので、なかなか厳しい気がするが、しかし、そのほかの選択肢はないような気がする。とりあえず、密室トリックのようなことは警察は動機から迫るから意味がないし。

しかし、過剰防衛って、マスコミに報道されるのかな?これは要サーベイである。過剰防衛という犯罪が報道されてしまう可能性があると、この作戦は使えなくなってしまう。

、、、なんて、ことをうだうだと考えながら読んでいました。

できたら、最後のオチのその後も書いてほしかったけど、それは蛇足というものなのだろうか。でもやっぱり書いてほしいと思った。

日記ぽいもの

2004年6月16日
朝、駅前の有隣堂でwatermanのボールペンを買ってみた。

書いてみた感じは昨日買ってみたLAMYのSafariには及ばない感じだったがそのポップな見かけを気に入っての衝動買い。

Watermanの歴史を見てみると、創設者が毛細管現象を発見して万年筆を世界で最初に作ったのがその始まりらしい。でも羽ペンの原理もおそらく毛細管現象(もしかしたら表面張力かも、穴はないかな、、)だし、ガラスペンなんかも(こっちはより表面張力の可能性がある。おそらく両方)似たような機構なので、昔からなんとなくそうなることはわかってたのはないかと思った。まぁ、思っただけだけど。

ーーー

TauLeapはほぼ完成。ドキュメントを書かなきゃ。

ーーー

そういえば、サッカーにはその人がいないとそもそも試合が成り立たなくなるほどのキーマンが存在する。

イタリアのトッティであり、ドイツのバラックなのだが、こいつらがそろいもそろって、90分過ぎたロスタイムにイエローカードもらっていた。特にトッティは退場でもおかしくないほどの危険なプレーで。

ーーー

日記

2004年6月15日
日曜日はラグビーの試合でした。

我ながらよくやってるものです。しかし、俺が試合出てると、後輩の出場する機会も奪われる訳で秋からは練習はでるけど試合は遠慮しようかなと考えています。

ーーー

月曜日は理工学部の日。

みっちり勉強しました。

この日、いままでずっと受けていた「非平衡系の熱力学」という授業でちょっとだけおもしろいことがありました。

この授業はオンサーガの相反定理とかの証明を2回の授業に分けて、リーズナブルな仮定をおいて導出したり、非平衡系の枠組みで拡散と熱伝導の式を統合させてみたりとまぁ、俗にいう「物理なこと」をいろいろ教えてくれる授業なのですが、余談でこんなことがありました。

「この枠組みでナビエ・ストークの式を導出することもできます。しかし、これはかなりハードな方法で、あまりにも不評が多いのでここではやりません。」

という話になりました。ナビエ・ストークとは流体を扱うための式で、現在の飛行機の設計などもすべてこれに基づいて行っています。この式が現実を十分にシミュレーションできるため、風洞実験のような実験は行われなくなったわけです。ついでにこの式に解があることを証明できれば、100万ドルの賞金がクレイ研究所からもらえるらしいです。

「しかし、あくまでここで導出できるナビエ・ストークの式は非平衡系の枠組みしか表すことができません。つまり速度が平衡の付近近辺でのみ成立するわけです。しかし、現実に実験してみるとこの式はどんな場合だろうがほぼ現実に近い値をとります。たとえば乱流のような、速度のよくわからないような環境のなかでさえ成り立ちます。ここにパラドックスがあるわけです。」

みたいなことを言いました。ついでに上ではちょっと丁寧語で話してますが、実際はもっとエキセントリックスーパーボーイな先生です。

で、この余談のなにがおもしろかったかというとここで先生がパラドックスという表現を使ったことです。パラドックスとは一般に「相互に矛盾する命題がともに帰結し得ること。また、その命題。」という意味ですから、ここで先生はこの式があらゆる条件を表現しうることを、非平衡系の枠組みからみたら「矛盾」とみなしているわけです。詳しくは知りませんが、かなりきわどい仮説をおいてこの式は導出されるらしいです。しかし、現実には測定してみると同じ解に「帰結」します。たしかにパラドックスです。

パラドックス好きの俺としては、なかなか新しい形のパラドックスを提示された感じでおもしろでした。

あと、その後「違うパラダイムが必要」みたいなことも行ってましたが、パラダイムとパラドックスってちょっと言葉が似てる気がして、これもちょっとおもしろでした。

ーーー

で、今日なのですが、一限の「遺伝子ネットワーク論」がまずテストなので、朝7時から早めにおきてお勉強です。

いろいろ勉強したのですが、テストにはその内容は全く出ませんでした。問題としては、前定常解析、確率論的モデル、代謝流束解析の問題でしたが、授業でそんなにきちんと教えられた覚えもなかったのですが、そういえば、昔全部なにかしらプログラミングしたことがあったような気がしたのでなんとかなりました。芸は見を助けるです。

ーーー

院ゼミ。研究会。

ーーー

そういえば、ユーロ2004が始まってからはTBSで放送された試合はすべてチャックしてるのですが、とりあえず「イングランドvsフランス」は半端なかったです。

結果だけみたら最後の最後でジダンがロスタイムに2得点という離れ業でフランスの逆転勝利となったのですが、俺はかなりイングランドファンなので残念無念でした。

イングランドのなにが好き勝手いうと、スコールズとランパードが好きなのです。この二人はMFながら、特にランパードはボランチながら二人ともゴール前に突進します。

で、FWのオーウェンとルーニーも突進系なので、見ていてイングランドの試合は飽きません。あとなんやかんやいってベッカムのクロスは世界最高です。

しかし、イングランドはユーロではあまり活躍できないので、今回も下手すると予選突破できない可能性が出てきました。

それだけはさけてほしいです。

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そういえば今日買ったNumberがEuro2004特集でした。
いろいろインタビュー記事が載っていたのですが、オランダの世代交代の話題でスナイデルのインタビューがおもしろでした。今度、時間あったら紹介します。

日記らしきもの

2004年6月11日
学部生時代の友達のK子からのメールで起きる。

「今、マジ眠いからなんかおもしろいこと書いて。」

こいつ殺すかと思ったが、

「昨日女の子雑誌読んで知ったんだけど、今女の子のアイメイクって、めちゃモテ類 デカ目 キリリ科のバンビ目とうるるん愛され黒目がち!のチワワ目が勢力争いしてるらしいよ。」

と書いて送ったら、

「いまいち。」

というメールが。こいつマジ殺すと思ったら、その後すぐに、

「うそうそ。でも女の子向け雑誌よむなよ。」

と諭された。で、朝起きたら、やっぱり雨が降っていた。

その後、最近ずっと聞いてる「8Mile」のサントラをかけながら、学校に行く準備をし、雨のなか対雨用装備で出発しました。

ーーー

学校に着いたら、知らない人から英語のメールが。

簡単に言うと、「ecell3のMac移植の調子はどうだい?なんか俺に手伝えることはあるか?」という内容。

非常にありがたい申し出なので、現在Mac移植を行ってくれているN先生の進捗状況をメールで英語をがんばって書いて教えてあげた。

なんで俺にメールが来るのかしらと思ったら、e-cell3のHPでは俺がMac移植のメンテナーになっている。しまった、こういうことか。Macのことに関しては素人だが、近くに非常に頼りになる先生がいるので、なんかどうにかなりそうな気がする。

ーーー

その後、どうせならと思ってWIndows版のecell3が現在どの程度の完成度なのかを知りたくて、SourceForgeのdownloadからwindows版ecell3をダウンロード。そしたら、ミラーに「関西学術研究都市」が選択肢になくなっていた。この「関西学術研究都市」はうちの学校からダウンロード行うと500K以上のスピードを叩き出す超高速ミラーだっただけに残念。で、しょうがなくオクラホマをミラーに選んだら残り20分と表示され、しょうがなく、windows版開発者のhomeを調べて、そこのファイルサーバから直接ダウンロードした。

で、インストールしてみたところ、すべてYesをクリックするだけであっけなくインストール終了。これはすばらしい。

で、さっさくGUIをあげてみると、昔のもっさり感はなくなっており、かなりきびきび動いている。なんでもコンパイルをPentium4用のsse2オプションでしたものらしい。これはすばらしい。

俺は基本的にLinux LoveなのでWindows版を使うことはないと思うが、このスピードだと、新人とか、ふつうの生物学者には敷居の低いWindows版は十分採用できる。Windows版メンテナーのたゆまぬ努力に感謝。

これでMacでも動いたらecell3もついに全プラットフォーム対応だなー。そしたらマジでMac買います。

ーーー

ミーティング。

配列の話はたまに本当にわけがわからないことがあるが、今日はそのもっともわからないchi配列の話の日。まぁ、やはり、よくわからなかった。

その後、俺が落ちた研究基金が振り込まれたとKに自慢された。その後追い打ちをかけるように「日本語能力に問題あるんだよ」と言われた。

へこ〜。

ーーー

そういえば、朝のメールの続きだが、彼女はあまりにも眠くて電車で立ったまま寝てたら、痴漢にあい、お尻を触られそれで起きたらしい。かなり気の強い子のはずだが、あっけにとられてそのまま逃げられたそうだ。

まぁ、常識的に考えて『最悪』に属する起こされ方である。

しかし痴漢がそんなに日本に多いというのはいったいどういうことなのだろうか?

まぁ、考えればいろいろ社会的なもっともらしい理由付けはできそうだけど、むしろ「極めて大きなリスク(この場合ほぼ社会的抹殺)を犯してでも、知らないひとのお尻を触りたい」という欲求に社会人が勝てないということが興味深い。この程度のリスク・マネージメントもできない人は会社としてもいらないということにもちろんなるだろう。会社を首になるのは避けれられそうにないし。

ーーー

その後、赤血球のミーティングに参加。今学期のペーパーの内容が決まる。まぁ、なかなか無難な感じに落ち着きそう。

その後、Z館にきてN先生とミステリー談義。超おもしろでした。

内容的には2003年度このミス1位の「葉桜の季節に君を想うということ」が俺的にはなしだったという話。まぁ、なんでなしだったかは完全にネタばれになるので割愛。

ーーー

その後、雨用決戦装備に着替え、ご飯は湘南台の「入船」へ。
ここはお刺身がすごいおいしい。といいつつ、おれはカルビ焼き定職を食べましたが。

ーーー

その後、家で「Effective C++」を読み直す。

この本はとってもいい本。しかし、1度読んだだけだと、トピックが満載すぎて、頭に入らないので、読み直しはこれで3度目。

inline関数で大きな勘違いをしていたことを知った。特に関数ポインタ化している時点でinline関数は呼び出される関数が違う場合があり得るため、インライン化ができなくなるらしい。それどころか、インライン関数を別個にテーブルに持つため、関数のコールを2回することになり結果的にかなり遅くなるらしいのだ。

この本の33項はこう締めくくられていた。

「最初はinline関数は使うな。もしどうしても使いたければ、極めて単純な関数だけにすべし。」

この最初はという文字がとれるほど熟練する日はかなり遠い気がする。

ーーー

で、就寝。

最近

2004年6月10日
今日は一限「数理生物学」があるため、朝9時に家をでた。

前日、2時にベッドに潜り込んだのに、全然眠れず、結局3時間しか睡眠をとってないが、今日はお世話になったSさんが授業をやる日なのでどうしても休むわけにはいかない。

で、がんばって「数理生物学」の授業にでる。

今日はシステム制御の話で、細胞内でどのようなシステム制御が行われているかを講義してくれたが、やばい、システムバイオロジー読んだから全部知ってる話だった。

まぁ、いいか。

ーーー

で、今日は一日中そのあとTauLeapの実装をしようとしたら、KがきてTauLeapについて1時間ほど議論。おかげで、だいぶ理解が深まった。

そのあと、Kと学食でご飯。キムチチャーハンを食べて、そこではC++言語のいまいち知らない機能についての話題となった。まぁ、話題としてははっきりいってきもいが致し方ない。

4種類のキャスト(dynamic_cast、static_cast、reinterpret_cast 、const_cast)の違いなどについてはなした。

そういえば、一度Sさんに学部生のころ「プログラマーとしてreinterpret_castは基本的に使ってはいけない。きちんとしたプログラムを書いていれば、残りの3つのキャストで十分。」ということを言われた記憶がある。

確かにreinterpret_castはポインタ型の変換の時以外はほとんど使わない、データの中身をチェックしないキャストなので、使わないことに越したことはないと思うが、学部生のころにこのことを言われたのは、おそらく違う意味があったのだろうと勝手に思う。プログラミングに関して言えば、優れたプログラマーの言葉は圧倒的に正しいというかなり正しい法則がある。

なお、Windowsプログラミングではこのキャストを違う理由で多用するらしい。なんでだろう?

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で、そのあと生協前でラグビーサークルの後輩を見つけ、かなりの間雑談する。いろいろカルチャーショックを受けた。

で、今、TauLeapの実装しながら基本的にできたのを確認。

そんな感じです。今日はがんばって日記らしい日記を書いてみた。

最近

2004年6月9日
そういえば、研究というわけではないですが、確立論的シミュレーションアルゴリズムであるTau-Leapの実装を始めました。

Poisson分布という概念をいまいち理解してなかったので、直感的に理解するのがなかなか困難で、なんかぐだぐだ時間がのびてましたが、とりあえずなんとかなるだろという感じで始めました。

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今日は学校のメールサーバが不調で、来るべきメールがこなかったり、送れてなかったりで、誰かに人知れず迷惑をかけたかもしれません。

今日、現状を把握できないというのは、やばいということさえ認識できないので、数あるリスクの中でも最悪のものだということを感じました。

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そういえば、この前、理工学部の授業からの帰り道に友人Kと「まんがの森」に行ってきましたが。そこでKが「こんなもんだと俺のオタク心は全く満たされない」という趣旨の発言をし、さらに彼のホームページ上で「虎の穴」、「アニメイト」などの横浜店を調べてあげるという暴挙にでていたので、今日、こっそりKの机の上にこれらの店の地図を印刷してあげておきました。

ほかの研究会の人に見られないことを祈ります。

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ではでは。
うちの兄貴もWebに書いてますが、これはおもしろいです。

この漫画は産業革命下のイギリスでの一人のメイドのおはなしですが、これがなんか静かな描写で淡々と進むのに、読ませるところは読ませ、感動させるところは感動させというなかなか漫画としての機微を抑えた作品です。

漫画というメディアに期待することは人それぞれですが、この漫画はふつうの作品ではなかなかふれることのできない琴線を少しだけタッチしてきます。まぁ、テーマとしてはありきたりなんですが、時代考証、この設定に作者の愛情がにじみ出ており、読んでいて気持ちいいです。

おすすめです。
就職留年した友達が、最近就職を決め、あとは一年間遊んで暮らすとか抜かしたので殴ってきました。

「生意気をいうのはこのくちか〜」

gamellaです。

で、早速ですが、ナイター延長のせいでまたもや甲殻機動隊の録画に失敗しました。ありえません。この時期はこれがあるから録画好きにはつらいのです。

もう、いいや、DVDで借りて見ちゃうことにします。

朝まで生テレビ

2004年5月30日
金曜日に久しぶりに朝まで生テレビをみました、、、が、

司会:     宮崎 哲弥
進行:     長野 智子 寺崎 貴司
パネリスト:     青山 繁晴(作家,独立総合研究所代表取締役)
勝谷誠彦(コラムニスト)
木村 剛(KFi代表取締役社長)
小林 よしのり (漫画家)
重村 智計(早稲田大学教授)
原口 一博(民主党・衆議院議員)
日垣 隆(作家,ジャーナリスト)
平沢 勝栄(自民党・衆議院議員)
宮台 真司(東京都立大学助教授)
宮崎 学(作家)
森本 敏(拓殖大学教授)
山本 一太(自民党・参議院議員)
柳 在順(ノンフィクション作家)

どうですかこの顔ぶれ。無駄に豪華。そもそも宮崎 哲弥と宮台 真司がいる時点でだいぶおかしいのに、そこに小林よしのりと木村 剛、勝谷誠彦がいるからにはこれはなにかがおきる、そんな感じでずっとみていました。

SPAとサイゾー臭のあふれるメンバーです。
ここに、うちの助教授の福田和也がいたら最高なのになー。でも、番組にならないかな。

ちょっと、livedoorでblogサーチができたらしいんで、今回の朝生がどんなものだったか検索してみます。

livedoorのblog検索で「朝まで生テレビ」を検索

あ、これ結構おもしろいかも。

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今までの朝まで生テレビは田原総一郎の人の話をまるっきり聞かない、結局自分のいいようにまとめる司会のせいで、ただの意見の言い合いみたいな場になってましたが、宮崎 哲弥の司会は自分の意見を抑えて、できるだけ話を発展させるように持っていき、さらにくだらない意見は発展させず、要所、要所で木村 剛や宮台 真司などの今回の外交の専門家ではないメンツにはなしを振り、別の切り口から展開させてみるなどなかなか見所の多い、番組になってました。

やっぱり、木村 剛は賢いなー、というのが今回の実感です。あと宮台は社会学的現実的な観点からいい意見いいます。とくに、呼ばれていた政治家が、小泉の訪朝には今回、納得できないところがあると意見を言われて、そんなことはないと反論したときに、

「そういう風に世論に思われた時点で失敗なんだから、そこは反省して、つぎからはもっと世論をきちんと操作してください」

と言ったのには、感心しました。

今までの朝生の中では明らかに中身の濃いものになっていたので、このメンツでずっとやってほしいです。特に田原総一郎の復帰だけは勘弁してください。

あと、やっぱり福田和也も呼んでほしいです。
そういえば、結構前ですが、『4TEEN』も読みました。

129回直木賞は俺の中では、これと伊坂幸太郎の『重力ピエロ』一騎打ちみたいなものでしたが、なぜか友人Kの大好きな村山由佳が受賞していました。村山由佳は読んだことないのでなんともいえまんせんが、まぁ、Kが好きということはおもしろいんじゃないでしょうか>投げやり

で、この4TEENですがやはりおもしろいです。まぁ、ジャンルがおれの好きな青春ものということもあるのですが、短編で、このくらい読ませる作者もなかなかいないと思います。

まぁ、いつも通り、読後感の爽やかな後に引かない小説ですが、そんなところが気に入ってるわけです。

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